みなさんは、普段、刺身を食べる習慣はありますか。
個人的には刺身がかなり好きで、週に1度はかならず食べています。
しかし、最近はやりのアニサキスで苦しめられないかどうかがいつも心配ではないでしょうか。
・アニサキスのいない魚
・アニサキスの見つけ方
・アニサキスを食べてしまったとき
についてお話ししますので参考にしてみてください。
Contents
アニサキスのいない安全な魚っているの?
生魚にはアニサキスがいる、というイメージがありませんか?
最近では、スーパーに売っている刺身にもアニサキスが入っていたとのニュースをたびたび見かけるため、かなり怖いですよね・・・。
まず、アニサキスがいない魚は養殖の魚だと言えます。
養殖ですから、最初から最後まで加工エサを人が与え続けるため、アニサキスが魚に浸入するすべがないというわけですね。
もちろん、100%安全ではないですが天然の魚よりかはかなりマシだと言えます。
ですから、スーパーマーケットで刺身を買う場合は、ラベルの養殖か天然かをチェックするようにしましょう。
アニサキスはどこから魚に寄生するの?
そもそも、アニサキスってどこからどうやって魚に寄生するのでしょうか。
まず、アニサキスは卵などをクジラなどの胃に寄生しています。
そこから糞とともに海中に散布されますが、それらを甲殻類(オキアミ)が食べ幼虫となります。
さらにその甲殻類をエサにする魚が食べたことで、体内にアニサキスが侵入するというわけです。
つまり、オキアミを主食にする魚を中心にアニサキスが含まれている可能性があります。
たとえば、サバやイカ、サケ、サンマなどにアニサキスが含まれています。
アニサキスは内臓から身に移動する
アニサキスは魚の内臓に寄生しますが、魚が死ぬと内臓から身の部分へ移動し、私たちが食べてしまうというわけです。
スーパーマーケットなどに並んでいる魚のほとんどは、すでに生きていませんので、その段階でアニサキスが寄生していれば、身の部分へ移動しています。
アニサキスの探しかたや見つけかたは?
正直なところ、アニサキスを見つける方法は目視をするしかありません。
とくに1匹丸ごとからさばく場合は要注意です。
刺身にする場合は、かなり薄めに切ってアニサキスがいないかどうかをチェックするべきです。
また、アニサキスはもともと内臓に寄生していることを考えれば、直に内臓を見てみるという手もあります。
内臓にアニサキスがたくさんいれば、身にも寄生している可能性があるため、生食を辞めるという選択肢ができます。
また、刺身にする場合はできるだけ天然ものではなく養殖の魚を選ぶようにしましょう。
アニサキスを食べてしまったときの対処法
もし、アニサキスが寄生した生魚を食べた場合、はやくて1時間、遅くても10時間以内にはとてつもない腹痛が襲ってきます。
これはアニサキスが死ぬまで続くため、すぐにでも病院へ行くべきだと言えます。
病院へ行けば、内視鏡でアニサキスを取ってくれます。
アニサキスがいなくなれば、もちろん普通の生活に戻れますよ!
アニサキスのいない魚のまとめ
アニサキスのいない魚は存在していますが、それが100%といえばそうではありません。
今はスーパーマーケットの鮮魚コーナーにもアニサキスが寄生している魚がいるため、自分たちでも対策をしなければなりませんね。