みなさんは、学生のころ当たり前のように体育座りをしていませんでしたか?
むしろ、当たり前すぎてなんの違和感もありませんでしたが、実は最近、体育座りが廃止の動きになっているようです。
・体育座りが体に悪い理由
・体育座りの歴史や廃止になる理由
についてお話ししますので参考にしてみてください。
Contents
体育座りが体に悪いってなぜ?
昔は当たり前のようにやっていたことが、現代では非常識になったり廃止になったりしますよね。
実は、体育座りもそういう流れになってきているようです。
普通に考えれば意味が分かりませんが、体育座りは体に悪いと言われているようです。
体育座りは日本だけの文化で内臓を圧迫する
体育座りって、実は日本だけの独特な座り方ということをご存知でしたか?
なぜ海外では体育座りをしないのかというと、内臓や座骨に悪影響があると言われているからです。
たしかに、年を取って体育座りをすると内臓が圧迫されているような感じがありますし、なにより腰にきますよね。
つまり、若くして腰痛になりやすくなるということです。
体育座りはそもそもいつからはじまったの?
体育座りは、1965年に文部省が体育座りを写真付きで広めたことがきっかけでした。
つまり、文部省が公表した座りかたですから、行儀がいいと浸透したというわけですね。
しかし、残念ながら関西では10%以上の学生に腰痛があり、座ったときの痛みを半分以上が感じているそうです。
常識だったことが、時代を超えておかしいと考えている教育者が増えてきています。
体育座りを廃止した学校も増えてきている
とある中学校では、生徒が体育座りをして辛そうにしているのを見て、パイプ椅子を購入しました。
パイプ椅子は集会時に生徒がだして、終われば片づけるスタンスをとっているようです。
たしかにパイプ椅子であれば、体育座りのように窮屈ではないため腰の負担が少なそうですよね。
古くからいる教育者は、どうしても当たり前が当たり前になっているので考えを変えることはしないと思いますが、この中学校は英断だったと言えます。
体育座り以上に意味不明なルールもなくなりつつある
私たちが学生のころは、そんなルールなぜ必要?というのがたくさんありましたよね。
たとえば、部活では水を飲んではいけないとか、髪の毛は耳にかかってはいけない、教科書は持って帰ることなどなど。
体育座りもそうですが、こういうよく分からないルールがどんどんなくなっているようなので、とても良い傾向だと言えますよね。
体育座りのまとめ
体育座りは、私たちからすれば当たり前すぎてダメでしょ、なんて思いませんでした。
しかし、時代は変わり当たり前のことが当たり前ではなくなってきたことは事実と言えます。
私たちも、体育座りのように当たり前になっていることがあると思いますが、すべての行動を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。