一般的に考えますと、ゴールデンウイーク(GW)は嬉しいものですよね。
とくに学生やカレンダー通りが休みの社会人であればなおさらです。
しかし、今地獄のGWがトレンドになっています。
・地獄のGWの意味
・地獄のGWで得する人と損をする人がいる理由
について、接客業とカレンダー通りの休み両方経験した筆者が解説しますので参考にしてみてください。
Contents
地獄のGWとは?
GWが近づけば、連休中にどこへ行こうかと考えている人は多いですよね。
しかし、SNSでは地獄のとして発言している人も多々います。
地獄のGWだと考えているのは、主に休日が忙しくなる接客業のスタッフです。
経営者側であれば忙しいGWは稼ぎ時だと思うので嬉しいですが、地獄のGWは一般スタッフによる負担大が問題となっています。
普段よりも忙しくなりすぎる
GWに入ると、予想以上に来店数が増え休憩時間がなくなったり、休みを削られたりすることは少なくありません。
業種によっては、体力や精神力が限界までそぎ落とされてしまう事態に陥ってしまいます。
クレームが増える
GWで忙しくなるとその分、予期せぬクレームが増えることがあります。
たとえば、レジが混みすぎている、質問できるスタッフがいない、在庫がないなどが該当します。
他の人が休んでいるのを見て嫌になる
同じ社会人なのに、かたやMAX10連休、自分は連休なんてない状態で働いているためとてつもなくストレスを感じてしまいます。
とくに接客業であれば、連休というのは夢物語ですから、やる気を根こそぎもっていかれます。
利用者は地獄のGWを理解してあげることが重要
めでたくも連休でお店やサービスを利用する側からすれば、接客業の大変さは分からないかもしれません。
ですが、お店やサービスを利用できるのは、そのお店のスタッフが働いてくれているから、ということを理解しなければなりません。
レジが混んでいようが、商品がなかろうが、スタッフがいなかろうが全力で頑張ってくれています。
ですから、ちょっと気にらないことがあったとしても、スタッフに当たることだけは絶対に辞めましょう。
今の時代、お客様は神様ではありません。
地獄のGWを改善するためには経営者の努力も必要
GWは稼ぎ時、ということは経営者にとっては嬉しいことですよね。
でも、地獄のGWで働いているスタッフは、思っている以上にモチベーションが低いことを知っておいてください。
地獄のGWと言われているくらいですから、せめて幸せのGWに変えてみませんか。
GWが終われば交代で連休をとらせる
GWは長い人で10連休はあります。
10連休はムリだったとしても、せめて祝日分は休ませてあげるべきです。
GWが過ぎればピークは去るわけですから、スタッフの疲労を回復させるため、ストレス発散をしてもらうためにも交代で連休を取らせるようにしましょう。
連休があるのとないのとでは、モチベーションが天と地の差ほどありますよ。
GW中は給料をアップする
GW中に喜んで働くスタッフは、そうそういないはずです。
なぜなら、給料が変わらないからです。
スタッフは働いてもらって当たり前ではありません。
スタッフが頑張ってくれているからこそGW中に稼げるわけですから、しっかり時給や特別ボーナスなどで還元してあげるべきです。
地獄のGWを乗り切るためのアンケートをとる
業種や職種によって、何を求めているのかは変わります。
それが時給アップなのか、休暇なのか。
でしたら、経営者がすすんで全社員に匿名でGWを全力で乗り切るためには何が必要かをアンケートしてみてください。
あくまで、スタッフのことを考えたアンケートにしましょう。
そのなかで、時給をあげてほしい、連休がほしいという要望があればできるかぎり採用されることをおすすめします。
地獄のGWのまとめ
連休になると、嬉しい人もいれば嫌な人もいます。
今回は、地獄のGWで働くのが苦痛だという人にスポットをあててお話しました。
連休を取る側も経営者も、頑張っているスタッフがいるからな成り立っていることを再認識しましょう。