1年を通していくつかの流星群、つまり流れ星を見るチャンスがあります。
そのなかでも7月にある流星群をご存知でしたでしょうか。
それはみずがめ座δ(デルタ)南流星群です。
・2022年みずがめ座δ流星群はいつからいつまで
・2022年みずがめ座δ流星群の方角やピーク時間
についてお話ししますので参考にしてみてください。
みずがめ座δ(デルタ)南流星群って何?
7月の流星群と言えばほとんどの人はペルセウス座流星群、と答えるかもしれません。
たしかに、ペルセウス座流星群は流星群の数が多いため知名度はありますが、みずがめ座δ流星群はそこまで知られていません。
なぜなら、流星群の数が少ないからです。
みずがめ座δ流星群とは、7月中旬から8月下旬にかけて見られる流星群のことを指します。
みずがめ座には、今回のデルタと4月に観測されるエータが存在しています。

また、みずがめ座δ流星群は4つの群に分かれます。
・みずがめδ北群
・みずがめδ南群
・みずがめι(イオタ)南群
・みずがめι(イオタ)北群
基本的にメインはみずがめ座δ南群と言われています。
みずがめ座δ流星群はいつからいつまで?
2022年のみずがめ座δ流星群は、7月12日ころから8月23日ころまでで活動しています。
7月から8月にかけては夜もかなり暖かいので、流星群を見るにはかなり理想的な環境と言えます。

みずがめ座δ流星群が見られる方角とピーク時間は?
みずがめ座δ流星群は、1時間当たり3つほどしか流星群が見られませんので、かなり少ないと言えます。
つまり、かなり気合を入れないとみずがめ座δ流星群は見られない可能性が高いということです。
しかも、同時期にはやぎ座α流星群も活発となるため、かなり見分けが難しくなります。
みずがめ座δが見られる方角は南側です。
ピークは7月末で、深夜の2時ごろが観測のピークとなると言われています。
みずがめ座δ流星群2022のまとめ
みずがめ座δ流星群は、ほかと比べるとかなり地味な存在ですが、同時期に出現する流星群と合わせればかなり良い条件で流れ星が見られます。
とくにみずがめ座δ流星群は、暖かい夏の時期に観測できるため、晴れてくれさえすれば最高の条件と言えるでしょう。