これから楽天アンリミットの申し込みを検討している人は、どれくらいのエリアに対応しているのかを気にしているのではないでしょうか。
せっかく他社から乗り換えや新規、プラン変更をするわけですから、エリアが狭いようでは話になりません。
そこで今回は、元ソフトバンク店員が楽天モバイルを4年間使った経験をもとに、エリアについてお話ししますので参考にしてみてくださいね。
この記事は、元ソフトバンクの社員(催事販売から店舗の副店長)による携帯のプロ目線と、実際に楽天モバイル利用者としての2つの視点から楽天モバイルについてお話しますので、信憑性の高い記事としてご認識いただけますと幸いです。
以下証拠として、販売員証+資格を提示いたします。

Contents
楽天アンリミットのエリア状況について
楽天アンリミットを利用する前に、どうしても気になることと言えば自分の住んでいるエリアが対象かどうかではないでしょうか。
なぜなら、せっかく楽天モバイルを契約したのに圏外だと話にならないからです。
さすがに47都道府県のすべてのエリアでカバーできているわけではないので、絶対大丈夫とは言い切れません。
それは、docomoだろうがauだろうが同じことが言えます。
とは言っても、楽天モバイルの契約前にエリアが知れたらいいですよね。
まず、楽天モバイルの全国版エリアをご覧ください。
濃いピンク色が楽天の4G回線で、紫色が4Gの拡大エリア予定です。
薄いピンク色は、パートナー回線です。
こう見ると、自分が住んでいるエリアの状況が分からないですよね。
そこで楽天モバイルでは、住所を入力すると細かくエリアの状況を教えてくれます。
この辺りは楽天モバイルアンリミットのエリア対象ということが解ります。
濃いピンクの楽天回線と、薄いピンクのパートナー回線、そして真っ白いエリアがありますよね。
真っ白い部分は楽天アンリミットのエリア対象外ですが、このあたりはほとんど山なので電波が入らなくて当然です。
比較対象として、docomoのエリアも同じ場所でチェックしてみました。
濃いピンクや紫、黄色は+LTEエリアです。
ぶっちゃけ楽天モバイルとそこまで大差ないように思えました。
楽天アンリミットはエリアの拡大をしている
実は、楽天モバイルアンリミットは、急速にエリアの拡大をしていることをご存知でしたでしょうか。
新しく紫色になっているエリアが、楽天エリアとして拡張される予定です。
ですから、中心部だけではなく地方でもかなりエリアの拡大をしているというわけです。
楽天モバイルアンリミットの5Gエリアについて
今まではどのキャリアも4GやLTE回線がメインでしたが、最近5Gという超高速通信ができる規格が登場しました。
ちょっと前までは3Gとかだったのに、時代の変化はすさまじいです。
ちなみに、「G」が1つアップするとどれくらい違うのかと言いますと、
2G・・・数kbps
3G・・・最大384Mbps
4G/LTE・・・最大1Gps
5G・・・最大10Gbps
ちなみに、インターネット回線で主流な光回線は最大1Gbpsです。
例えるならば、4Gは新幹線で5Gはジェット機と言えばいいでしょうか。
黄色や青くなっている点のところが、5Gの対象エリアです。
お世辞にも5Gの範囲はまったく広くはありませんが、まだ始まったばかりですから、docomoもauも同じような感じですよ。
他エリアで楽天モバイルアンリミットの状況をチェック!
今回は、大阪府を中心にお伝えしましたが、できれば地方のエリア状況も知りたいですよね。
そこで、ランダムではありますが各エリアの楽天モバイルアンリミットの状況をチェックしてみました。
沖縄県
まずは、私もよく旅行で行く沖縄県です。
沖縄県内のあちこちを移動していましたが、エリアがちゃんと対応しているのか、普通に通信できました。
それを表すかのように、全エリアが楽天回線+パートナー回線で埋め尽くされています。
そして、沖縄市のごくいちぶに5Gが対応しています。
高知県・愛媛県
松山市や高知市近辺は楽天エリアで、それ以外はパートナー回線でした。
白くなっているところは、おそらく山だと思いますので、ある程度は対応しているはずです。
京都府・滋賀県
京都府と滋賀県のいちぶを見てみました。
さすがに京都市は完全に楽天エリアが網羅されていますが、意外にも滋賀県の広範囲に楽天エリアが広がっています。
白くなっているところの大半は、おなじく山ですね。
東京都・千葉県・山梨県・神奈川県
関東地方を広範囲でチェックしてみました。
さすがに関東地方なだけあって、楽天アンリミットの対応エリアは広いですね。
とくに東京都内であれば東部の山エリア以外は、ほとんど電波が入っているはずです。
福島県・栃木県・茨城県
福島県、栃木県、茨城県周辺エリアです。
各県の中心エリアは、割と楽天エリアに対応しているようですが、中心エリアからはずれるとパートナー回線がメインとなりそうですね。
北海道
最後に北海道です。
札幌市内や旭川市、帯広市、釧路市、室蘭市、函館市周辺は楽天エリアががっつり入っていますが、それ以外はパートナー回線となっています。
楽天アンリミットのパートナー回線だとどうなるの?
楽天アンリミットは近いうちに人口カバー率が2021年の夏までに、96%を目指しているようです。
たとえば、紫色になっているエリアは元々はパートナー回線でしたが、近々楽天エリアとして稼働する予定になっています。
ただ、楽天パートナー回線というのが少し気になりますよね。
楽天パートナー回線を知るためには、楽天アンリミットの料金体系を知ることが重要です。
楽天アンリミットの料金体系について
まず、楽天アンリミットを利用すれば、50GB使おうが100GB使おうが、最大でも3,278円の支払いで済みます。
つまり、通信を使った量によって金額が変わるというわけです。
ただし、パートナー回線エリアは月に5GB以上を使うと、最大1Mbpsまで速度を落とされての使い放題となります。
実際に、私もよくインターネットやゲームをしますが、月に5GBを超えることはほぼありませんでした。
Wi-Fi環境をうまく活用できれば5GBしかない、と嘆くことはありませんよ。
仮にパートナー回線で5GB以上を使った場合の1Mbpsですが、
LINEのやりとりやビデオ通話、SNS、YouTube等も視聴できますので、激遅というわけではありません。
数年前までは、通信制限がかかれば200kbpsとかだったので、今は全然余裕です。(このときは動画なんて視聴できませんでした)
ですから、仮にお住いのエリアがパートナー回線だったとしても、悲しむことはないというわけですよ。
それでも心配であれば、楽天アンリミットに申込む前に、エリア状況を確認してみることをおすすめします。
どうしても楽天アンリミットのエリアが心配の場合にやるべきこと
たしかに、楽天モバイルの公式サイトを見れば、エリアの状況が一目見て解ります。
しかし、実際に実機をもっていないため不安になることでしょう。
楽天モバイルアンリミットの無料キャンペーンを利用する
楽天アンリミットのエリアが心配な人のために、楽天モバイルの無料キャンペーンを利用してみてはいかがでしょうか。
キャンペーンの時期にもよりますが、新規利用者にプラン料金が3カ月無料というとんでもないキャンペーンを開催しています。
Rakuten UNLIMITⅥに加入されるすべての人に、3カ月無料が対象ですから、プラン変更や新規、乗り換えでもOKです。
しかも、新規契約にかかる事務手数料や万が一のときの解約手数料、転出手数料などは一切かかりませんので、リスクなく楽天モバイルをお試しできますよ。
ただし、2021年6月以降にエリアの大幅な拡大が実施されるため、そのあたりも考慮しておきましょう。
楽天アンリミットのエリアまとめ
はじめて楽天アンリミットを契約するときに、どうしてもエリアのことが気になりますよね。
みなさんが思っている以上に、楽天アンリミットのエリアは広がっていますし、近いうちにdocomoやau、ソフトバンクと遜色のないレベルまでにエリアが広がりますよ。